一喜一憂の意味と使い方、なんで良くないことなの?

必ずしも悪いわけではないでしょうけれども、
たいていは、まあ、あんまり良くない意味で使われますね。

一喜一憂(いっきいちゆう)


一喜一憂


なかにはこれが悩み、という人もいますし、
「一喜一憂するんじゃない!」
みたいな使い方をされちゃったりします。

この言葉はいったいどんな意味で、
なんでダメなのか、という点にふれていきます。

スポンサーリンク




どういう意味?


一喜一憂(いっきいちゆう)とは、
物事や状況がかわるたびに喜んだり心配する、という意味です。

これだけなら、いいも悪いもないですが、
この言葉、だいたいの場合、
その物事や状況につられてふりまわされる、という残念な意味もふくまれています。


「どうでもいいことに一喜一憂しないでくれ」
とか、
「他人がなんて言ったからといって、いちいち一喜一憂しないほうがいい」
という使い方が多いです。


まあたしかに、横でずっと
「わははは、うひょう」
「どおするんだよおお!!」
とかやられると、ちょっとうるさいですからね。

むやみに喜ぶ


一応、悪い意味でない使い方として
「野球を観ていて試合の経過に一喜一憂する」

といったものもあります。

これだと、応援しているチームが点をとったら喜び、ぎゃくに取られたら悲しむ、ということで
つまりは試合観戦を楽しんでいるわけですから、なんにも悪くないですよね。


ただ、どちらかというと最初に挙げたような、ちょっとダメな意味での使い方が多いです。

スポンサーリンク


なんでダメなの?


でも、喜んだり心配したりするのは、
べつに悪いことをしているわけでありません。
ひとの勝手でしょお?
それがなんであんまり良くない意味で使われやすいのか?


ひとつの理由としては、一喜一憂ばかりしていると、
本来の目的を見失ってしまいやすくなるから、というのがあります。


たとえば、受験でめざす学校があって
いっしょうけんめい勉強しているとします。

で、模擬試験とか、学力テストをやりますよね。

そこでやってしまいやすいのが
これらの試験の結果をみて
喜んだり落ち込んだりすること。



落ち込む


まあ人間ですから模擬試験とはいえ
点がよければうれしいし、わるければ残念なのは当然です。

しかし受験勉強の目的は
入試に合格してめざす学校に行くことです。

だとすれば、模擬試験がよかろうと悪かろうと最終的にはどうでもよくなることです。


しかし、途中経過である模擬試験に一喜一憂する、
つまり必要以上に喜んだり心配することによって
油断したりあきらめたりして勉強をやる気がなくなってしまいやすいです。


けっきょくのところ、学力テストのたぐいは成績がよかろうと悪かろうと、
よほどのことがない限り、本番の試験がおわるまで勉強はつづくわけですから、
とちゅうの試験であまり一喜一憂しないほうがいいでしょう。



もちろん本番の試験に合格したら大喜びしてもいいのです。
最終的な目的を達成したわけですから。


こういうときに喜んだりするのは一喜一憂とはいいません。
というよりも、そんなときにまで喜ばなかったら、ゴルゴ13みたいでおそろしいですね。


一喜一憂しているとつかれるよ


もうひとつ大事なのは
一喜一憂しないことによって
エネルギーを消耗しないようにするというのもあります。



喜んだり悲しんだりというのは
人間の感情ですから、まったくないとつまらないですが
あまり小さなことに感情的になっていると、とてもしんどいです。

つかれる


分かりやすい例としては、癇癪(かんしゃく)もちのおっちゃんが、
「むぎー、ぐぎー!! ぐぎぎ!!」
と顔を真っ赤にして怒ったあとゼイゼイ言っている姿を想像すばいいです。
あんな状態で仕事や勉強がはかどるかというと、それは無理というものでしょう。

それよりも着々と勉強なりをしていったほうが、結果はよくなります。

うさぎとかめの話もそうですが
ものごとのとちゅうで浮かれたりするよりも、確実に進んでいくほうが有利になることが多いです。


ずっと大事になること


この一喜一憂しないというのは
年数を追うごとに重要になってくると思います。


仕事においても、新人のころは、
「これからがんばるぞー」
「し、失敗した、だめだあ!」
「あわわ、ぐぎぎ、あちょー」
とか言っていても、先輩や上司がフォローしてくれます。
しかられますけど。


ところが、年数がたって
自分自身がその先輩や上司の立場になってくると
やっている仕事が大きくなってくるんですね。


チームのリーダーとかになって
「今日は仕事が上手くいった、やっほー」
「し、失敗したあ、どうしよう」
とか一喜一憂していると、部下は落ち着いていられません。

それに、その部下たちに指令を出したり
つぎにどうするかを考えるのも仕事になってきますので
細かいことに喜んだり落ち込んだりするヒマもなくなってきますし、
あわてたり感情的になっていると、間違った判断をしやすいです。


動かざること山の如しというように
少々のことには動じないほうが
ものごとを冷静に判断できて上手くいきやすいものです。


一喜一憂しない

ということで、この一喜一憂は
時と場合によりけりですが、
必要以上にしないほうがいいものです。

いつまでも子供ではいられないのですね。


そのために役立ってくれることわざは
人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)
禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)


こういったものですので、
じぶんはどうも喜怒哀楽がはげしすぎていかん、という人は、
これらの言葉の意味を知って、座右の銘にしてみるといいかもしれませんね。

スポンサーリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ