七転び八起きの意味は苦しいときこそ思い出したいもの

特集記事!あなたは大丈夫?誤用しやすいことわざや慣用句

口で言うのはカンタン、だけどやるのは大変、
しかしできれば不可能はなくなるのでは? 
ということわざだと思います。

七転び八起き(ななころびやおき)


「ころんでおきる」という
なんか幼稚園児に言っているような言葉ですが、

子供にしか通用しないようなことわざではなく、

むしろその意味は、
大人になればなるほど実感できる、と言えるでしょう。

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意味はかんたん


七転び八起き(ななころびやおき)には
1.何度失敗しても、くじけずにがんばる
2.成功したり失敗したり浮き沈みのはげしい様子

という意味があります。


「1.」は、はげます使い方が多いですね。

試合に負けた、成績が落ちた、
仕事で大きな失敗をした、などで落ち込んでいるときに
「七転び八起きというからね。
失敗することは誰でもあるけれど、次にがんばればいい」

と言えます。


「2.」は、だれかの過去や人生を振り返るときなどに使えます。

「彼は入学したとき成績がトップだったが病気で入院、
退院してクラブで優勝したけど今度はケガして入院、
それでもがんばってリハビリして元気になった、
まさに七転び八起きの高校生活だ」
という使い方です。


浮き沈みがはげしいといっても
最終的にはうまくいった、という場合に使うので

「彼は大金持ちだったが、七転び八起きの結果、老後は孤独で貧乏になった」
というような使い方はせず、

「彼は貧乏で大変だったけど、
七転び八起きの精神で頑張った結果、社長になって大金持ちになった」

という使い方をするのが一般的です。


七回転んで八回起きるという
ちょっと不思議な言葉ですが
起きるのが一回多いので、それだけ前向きで
よい意味ということでしょう。


実際にはむつかしいよ!


でもこのことわざ、
言うは易く行うは難しそのもので
実行するのはとても大変です。


だって、本当に七回転ぶ、
つまりそれだけ失敗したら、
フツウは何するのもイヤになってしまいますからね。


資格試験に何回も落ちたら
「もうやめようか」
ってなると思いますし、

試合に連敗したら
「このスポーツは向いてないのかな」
と考えてしまうでしょう。


さっき、はげます使い方ができるといいましたが、
じゃたとえば大事な受験に落ちたときに

「人生七転び八起きだから、しょうがないよ」
と言われたら、ちょっとイラっとするというか
「簡単にいいやがって」
となりそうです。

うかつに使うと反感を買いそうですらあります。
でも、といいますか
だからこそ、このことわざは大事といえます。


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くじけないことはとても大切


たとえば発明で有名なエジソンは
「私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまくいかない方法を見つけただけだ」

という言葉を残しています。

七回どろこか、1万回!
電球を発明するときは、本当に1万回失敗、
じゃなくて、うまくいかない方法を見つけたそうですが、

それにしても1万回もうまくいかなかったら、
「だめだこりゃ」
となりますよね、ふつう。

それでも研究をつづけて、
最終的には電球の発明に成功しました。


パナソニックの創業者、松下幸之助も
「成功とは成功するまでやり続けること」
といってますし、くじけずに続けることはとても重要ですね。


こんな話を聞いた後だと
試験に失敗しても、それぐらいなんだ
次はがんばるぞ!
 となりやすいですし、

そういったことからも
七転び八起きということわざの意味は
とても大切なことでしょう。


なんだか泥臭くてカッコわるいかもしれませんが、
でもいざ大きな失敗や挫折をして
ほんとうに「やべー」となると
かっこいいとか悪いとか、言ってられなくなるんですね。


「どうしよう…、もうだめだ」
そんなときに、この七転び八起きということわざ、
そしてその意味が、ふわっ、と効いて
「……もうちょっとやってみるか」
となってくれます。


いざという時、役に立ってくれます


このように、意味はかんたんでも
じっさいにやるのはむつかしいことこそ
ことわざになっている価値があると思います。


七転び八起きということわざは
分かりやすく、知っている人も多いですが、

たんに知っているだけでなく
本当に大変なときに、このことわざを、
ふっと思い浮かべることができるようになると

もうひと頑張りするときの力になってくれるでしょう。


なお、おなじ意味のことばに
七転八起(しちてんはっき)
というものがあります。

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