瓢箪から駒の意味は不思議で語源も面白い

一度ぐらいは耳にしたことが
あるかと思いますが、
意味が分かりにくいのが

瓢箪から駒


文字だけ見ても
なんのことやら分かりません。

月とすっぽんもそうなのですが
体言止めで終わっている慣用句って
意味が想像しにくいんですよね。

でも、その語源は
なかなか楽しいものでした。


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こういう言葉なんです


瓢箪から駒(ひょうたんからこま)、とは
予想もしていないこと、あり得ないことが起こる、
または冗談で言ったことが本当に起こる

という意味です。


瓢箪(ひょうたん)とは植物の一種で、
真ん中がくびれた形の実がなります。
これを加工して容器として利用します。


よく知らない、という方は
こちらの加工工程をご覧いただければと思います。



上の動画を見ていただければ分かりますが
口が狭いの特徴です。


そして「駒」とは、ここでは馬の意味です。


つまり、瓢箪から駒とは
口の小さなひょうたんから
馬が出てくるということなので

ありえないこと、ということです。
「瓢箪から駒が出る」とも言います。


まあ無茶苦茶な慣用句ですよね。
ドラえもんの四次元ポケットから
大きなどこでもドアのようなものが
出てくる感じですかね。

でも、こういった突拍子もない様子を
描いた言葉はわりと好きです。
なんとなく、夢を感じさせます。


このような意味でも


瓢箪から駒が出る、という慣用句は
単に考えられないようなことが起きた、
という意味でも使われますが、ほかに

冗談や間違いで言ったことが
本当に起こった、という使い方もします。


「いや、ほんの軽い気持ちで言ってみただけなのに
まさか本当にそうなるとは、瓢箪から駒だなあ」
といった感じですね。


また、まれに、
そんなことが起こるはずがない
という意味での使い方もされます。


「瓢箪から駒じゃあるまいし
そんなことが起こるもんか」
という言い方ですね。


いずれにしても
瓢箪から駒が出る=とんでもないこと
という意味なことには変わりありません。


それにしても
ひょうたんの口から馬がニュニュっと出てくるなんて
すごい想像力です。

このような突拍子もない表現が
なぜ使われるようになったのか、
その語源は次のようなものがあります。


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このような由来が有力です


瓢箪から駒が出る、この慣用句の語源は


宇治拾遺物語(うじしゅういものがたり)の
「腰折雀」(舌切り雀のもととなった話)に出てくる
「いくらでも米が出てくるひょうたん」

もとになって、

そこから米ではなく馬が出る瓢箪となって
伝わるようになったのが語源という説と


中国の仙人、張果老が
各地を巡り歩くのに驢馬(ロバ)に乗り
休憩中はそのロバをひょうたんの中に入れていた

という伝説が日本に伝わり、

これをもとにした
瓢箪から駒が出る絵が室町時代に描かれるようになり
これが慣用句の語源となった、という説があります。


孫悟空の出てくる西遊記でも
返事をすると吸い込まれるひょうたんが出てきているので
瓢箪の中に何かがあるとう発想は
かなり昔からあったようです。


諸説あるのでどれが本当の語源かは不明ですが、
あるいはこういった複数の物語から

「ひょうたんは不思議なもの」という
イメージが出来上がり、
瓢箪から駒が出るという慣用句が
生まれたのかもしれません。


いささか現実離れした例えなのか
仕事で使う人はあんまりいませんが
なかなか面白い表現の慣用句なので
ふっと言ってみるのも面白いかもしれません。

それに、語源となっている物語も
西遊記や舌切り雀など、有名な話があるので
こういったものと関連づけて話すと
お子様にも覚えやすいでしょう。

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2 Responses to “瓢箪から駒の意味は不思議で語源も面白い”

  1. アオミロリ より:

    いつも、わかりやすくためになり、楽しい解釈表記してくださって
    ありがとうございます。

    • みずしま より:

      コメントありがとうございます!
      とてもはげみになります。

      これまで以上に分かりやすく
      読みやすい内容にするように心がけてまいります!

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